スキースポーツとエクササイズ
スキーの楽しみ方は人それぞれで、ただ楽しく自由に滑りたいという方から、カッコ良く滑りたい、どんな斜面でも滑れるようになりたい、怪我なく安全に滑りたい健康志向の方、あるいは一級やさらにその上のレベルを目指したいという技術志向の方など、様々な楽しみ方があります。
私ミネサキは現在、新潟県のかぐらスキー場にある、かぐらスキースクールで講師として勤務し、たくさんのスキーヤーと触れる機会があります。
そのなかで、自身の得意分野である柔道整復師・メディカルトレーナーの観点から、それぞれのスキーヤーに役立つエクササイズメニューを提供することができます。
スキー（板）という道具を使って、右へ左へと移動するスキーで重要なのは、出来るだけ左右の体の動きを同じにすることです。
バランスを崩して転んだり、どうも上手くいかないという原因の多くは、体の使い方の左右差が原因であることも多いのです。
どのような目的でスキーをしていても、この左右差を無くすことはスキーの上達にも、そして安全にもつながるのです。
もちろん、どんなに上手な人でも左右差は有りますが、それを出来るだけ無くしていくことが大事です。
当院のエクササイズでは、・・・・・左右差のバランス改善や、関節可動域向上を目指し、動きやすさ・反応の速さ・筋体力アップを目指します。
また、スキー（板）を装着して斜面を滑り降りる行為は、普段の生活には無い感覚や体の動きを伴います。
ですから、使う筋肉も、スキー動作・操作独特の動きになります。その動かし方、方向・持続のさせ方などの意識付けをレクチャーサポート致します。
オフシーズンの過ごし方
私が指導させていただいている生徒さんの中には、冬のスキーシーズン中に上手く出来なかったことが、次のシーズンが始まり、初滑りやシーズン初期の段階でなぜか上手く出来るようになったというお声をいただきます。昨シーズン、巧く滑れなかった斜度や、不整地・硬いバーンなど、筋体力・意識付けが高まったおかげで、踏ん張れるようになったり、強くエッジング出来て、ターンが楽になって、メンタルでも、積極的に滑れるようになった！と更にスキーが楽しくなった！と、お声を頂きました。
オフシーズンにも時々スキーの事を思い出し、自分なりに頭の中を整理したり、エクササイズやトレーニングを行うことで、次のスキーシーズンでも良いスタートを切ることが出来ます。
スキースポーツオンラインシステムについて
スキーテクニックの色々な局面・ターン前半の身体の使い方をシュミレートして、ピンポイントで使う筋部位を集中して鍛えるメニューを作成してレクチャーしていきます（必要な体幹トレーニングも含む）。
スキーの目的別エクササイズ
スキーが上手くなりたいという目的は同じでも、その楽しみ方や取り組み方は人それぞれです。
当院では、お客様の志向に合ったエクササイズを提供しております。
☆スキースポーツを怪我なく楽しく滑りたい方（健康志向）
スキースポーツを楽しむ前に、身体をアップセットコンディショニング・ケアします。
☆1スポーツストレッチング基本編
身体の最大の関節である肩関節・股関節を中心にレクチャーして基本的なボディーバランスを整えていきます。
☆2movingストレッチング・エクササイズ実践編
スキーテクニックのフォームが効率よく出来るようにボディーバランスを整えていきます。
☆SAJ1級・準指導員・正指導員合格を目指す方
SAJ（全日本スキー連盟）のスキーバッジテスト（級別テスト）１級では、横滑り、パラレルターン大回り、基礎パラレルターン小回り、不整地小回りの4種目があります。
私はかぐらスキースクールで、SAJ級別テストの主任検定員も務めさせていただいておりますが、検定においては先ほども書いた左右差や、体のポジショニング、種目の理解度、巧緻性の習得力などが評価のジャッジの観点になります。
また、1級の種目はほぼそのまま準指導員、正指導員検定の実技種目となっています。もちろん、これらの種目は生徒さんにデモンストレーションをするための種目になりますので、自身が理解して、その動作・操作を具現出来るか？になっていきます。よって、より正確な動きを身につける必要性があります。
スポーツストレッチング実践編
テクニックに合わせて一番張りの出る部位をストレッチングしていきます。
☆2movingストレッチング・エクササイズ実践編
テクニックに合わせて、意識付けをするエクササイズを中心にボディバランスをアップさせていきます。
エクササイズメニュー
☆1 横滑りに必要な身体の意識付けエクササイズ
☆2 パラレルターン・大回りに必要な身体の意識付けエクササイズ
☆3 基礎パラレルターン・小回りに必要な身体の意識付けエクササイズ
☆4 パラレルターン・小回り不整地（コブ）に必要な身体の意識付けエクササイズ
コブ・不整地が巧くなりたい方
コブを巧く滑れるようになりたい、とにかくコブから飛び出してしまわないように、滑り切れるようになりたいという方は大変多く、スキーレッスンでもコブレッスンは人気があります。
コブで失敗するのは、右足、左足のどちらかで失敗していることが多いものです。いつも失敗するのは左ターンか、右ターンのどちらかに偏るのです。
そこで一番、コブテクニックを習得する前に大切なのは、コブでは股関節の使い方・柔軟性アップが最重要になってきます。これは、オールスポーツに共通して言える事ですが、上半身と下半身を股関節で分けられる人はバランス能力、スポーツパフォーマンスが優れています。
エクササイズメニュー
股関節を中心にした可動域アップ&体幹エクササイズ
テクニカル・クラウン、準指・正指などワンランク上を目指す方
テクニカル・クラウン、通称テククラはスキーヤーの憧れです。・・・・
基礎編〜実践編
身体の強さ
実践筋体力アップと体幹エクササイズ・メンタル強化
以上がスキースポーツのオンラインレッスンプログラムの内容です。
それぞれのレベルに応じて、オフシーズン中にやっておきたいエクササイズ（筋体力アップ・体幹アップなどをレクチャーします。
スキーテクニックの色々な局面において身体の使い方をシュミレートして、ピンポイントです使う部位を集中して鍛えるメニューを作成してレクチャーしていきます
（必要な体幹エクササイズも含みます）。
オフシーズン中にやっておきたいエクササイズ（筋体力アップ・体幹アップなど）をレクチャー致します。
